潮見駅の魅力を徹底解説!歴史・治安から物件相場まで大公開

 

江東区の東側、水辺と下町情緒が融合するエリアに位置する潮見駅。JR京葉線が乗り入れ、東京駅や舞浜方面へのアクセスが良好なことから、若いビジネスパーソンやファミリー層の注目を集めています。再開発によって新しく整備された街並みと、昔ながらの工場や倉庫が並ぶ景観が同居し、都心部に近いにもかかわらず比較的ゆったりとした空気が流れるのが特徴です。駅周辺には大学キャンパスや運河沿いの散策スポットが点在し、レジャーやスポーツを楽しめる施設も豊富。本記事では、潮見駅の歴史や治安、物件の家賃相場や中古価格の相場について詳しくまとめるとともに、駅を利用する住民や訪問者が抱く印象を紹介。最後に、周辺のおすすめ施設を10ヵ所ピックアップしてご案内します。


目次

1.潮見駅の歴史

  1. 戦前~昭和初期:工場と運河の街  潮見駅が正式に開業したのは1990年(平成2年)と比較的最近ですが、エリアとしての歴史は古く、昭和初期には隅田川や荒川の分流を利用した水運や倉庫業が盛んでした。もともとは工場や倉庫が建ち並ぶ工業地帯として活用され、周辺を通る運河や堤防の整備が進み、昭和後期には都心を支える物流拠点の一角として機能していたと言われています。
  2. 平成の駅開業と再開発  1990年にJR京葉線の新設とともに開業した潮見駅は、東京~蘇我間を結ぶ京葉線の途中駅として重要なポジションを担うようになりました。駅前にはオフィスビルや大規模マンションが建てられ、平成以降は企業や大学の進出が相次ぎ、駅周辺の人口や経済活動が活性化。特に2000年代以降は、都心までの通勤アクセスの良さと運河沿いの開放的な雰囲気を評価する層が増え、ファミリーや単身者による居住ニーズが拡大しました。
  3. 令和の現在:環境と都市機能の調和  駅開業から30年以上が経ち、周辺の再開発もさらに進行。大手企業のオフィスビルや教育機関が整備される一方、公園や運河沿いの遊歩道のリニューアルが行われ、自然豊かな散策コースとして地元住民や観光客に利用されるようになっています。下町文化を背景に持ちながらも、都心近接エリアとしての利便性が高いため、投資目的のマンション需要やファミリー世帯の移住が後を絶たず、今後も都市機能と環境の両立が期待されるエリアです。

2.駅周辺の治安

  1. オフィスと大学の存在による人通り  近くには大学キャンパスや企業ビルが建ち並び、平日昼間を中心に学生やビジネスパーソンの往来が多いことが地域の防犯に寄与。夜遅くになると人通りは少なくなるものの、幹線道路沿いは照明や防犯カメラの設置が進んでおり、大きな事件は比較的少ないと評価されています。
  2. 住宅地と工場地帯のバランス  駅周辺は工場や倉庫が集中するエリアでもあるため、夕方以降はトラックなどの交通が増える時間帯があります。一部の裏通りや運河沿いでは人目が少なくなるため、自転車盗難や軽微なトラブルが起こる可能性は否定できず、夜間の外出時には基本的な防犯意識が推奨されています。
  3. 自治体・警察のパトロールとコミュニティ活動  江東区は再開発に合わせて治安対策にも力を入れており、防犯カメラの増設や巡回の強化が行われています。住民同士のコミュニケーションが比較的活発で、商店会や町会による夜間パトロールや清掃活動などで地域の安全確保に取り組んでいるとの声が多いです。

3.潮見駅の物件家賃相場

  1. 単身者向け(ワンルーム・1K)  都心へのアクセスの良さに加え、若い世代が多い学生や社会人などの需要を集めるエリア。ワンルーム・1Kの家賃は9万~12万円程度が多く、駅徒歩5分以内で築浅マンションの場合は13万~14万円に達することも。運河沿いの物件や上層階の部屋など、眺望に魅力がある条件ではさらに上昇する可能性があります。
  2. ファミリー・カップル向け(1LDK~3LDK)  1LDK~2LDKで15万~25万円ほど、3LDK以上で25万~30万円前後が相場とされます。大型マンションの供給が進んだことにより、共働き世帯や子育て世帯からの需要が伸びており、設備充実物件やセキュリティが強化されたマンションはさらに高額になる傾向が見られます。
  3. 築年数や駅距離による格差  駅前再開発で誕生した新築や比較的新しいマンションは家賃が高めに設定されがちですが、一方で昭和・平成初期築のアパートや個人経営の物件では相対的に手ごろな賃料が見つかることも。徒歩15分以上離れた住宅街や商店街近くには下町らしい家屋が残り、賃料を抑えた暮らしを選択することが可能という意見があります。

4.潮見駅の中古価格相場

  1. マンションの価格帯  駅周辺の中古マンションは、1LDKで3,500万~6,500万円程度、2LDK~3LDKになると7,000万~1億円に近い例もあり、新耐震基準の整った築浅マンションやタワー系の物件はさらに上振れすることがあります。駅からの徒歩圏や眺望(運河や東京湾方面)が良好な物件ほど評価が高いとされます。
  2. 戸建て物件の状況  マンション中心のエリアですが、工場跡地や下町住宅が点在しているため、駅から離れた住宅街では一戸建て物件も少なからず見受けられます。築古を建て替えやリフォーム前提で購入する層が一定数おり、価格帯は5,000万~1億円弱まで幅広く、立地や建物の状態によって大きく差がつくとされます。
  3. 今後の需要を支える要因  潮見駅は東京駅や新木場方面へ乗り換えなし、さらに大型企業や大学施設の進出が続くエリアとして潜在的な需要が高いと言われます。運河沿いの再整備計画や周辺インフラの拡張が進めば、居住環境や投資価値がさらに向上する可能性が高く、中古市場でも価格が底堅く推移するとの見方が多いです。

5.みんなの駅の印象

  1. ベイエリアの開放感と下町の融合  駅周辺の再開発により洗練された街並みが形成されつつも、昔ながらの下町文化も残っていることから、異なる要素が調和した独特の雰囲気を評価する声が多いです。運河沿いの景観や海風を感じられる点を好む人もおり、都心部では味わえない自然との距離感が魅力的とされています。
  2. 通勤通学の利便性  京葉線の利点として、東京駅や舞浜方面へのアクセスが良好なうえ、新木場や八丁堀方面へも乗り換えなしで到着可能。さらに東京メトロ東西線の門前仲町や都バスなどを利用すれば、都内各所へ臨機応変に移動できる利便性に満足する住民が多数です。
  3. 夜間の静けさとオフィスエリアのコントラスト  近隣にオフィスや大学があるため、日中は人通りが多く賑やかですが、夕方以降は落ち着いた空気が漂い始めます。飲食店がそれほど多くないことや、運河沿いの広い道路が夜に人けが薄くなるケースがあり、防犯意識は大切とする意見があります。
  4. 家族や若い世代の増加  ファミリー向けマンションの建設や駅周辺の整備によって、子育て層が多く流入してきたことが指摘されています。子どもが遊べる公園や教育機関が増え、コミュニティイベントも活発化しているとの声があり、街全体が活気づいていると感じる住民が多いです。

6.周辺施設のピックアップ(10選)

  1. ファミリーマート 潮見駅前店
    24時間営業のコンビニ。飲料や弁当、公共料金支払いなど、さまざまなサービスを提供し、出勤前や深夜でも利用しやすい。
    ファミリーマート 潮見駅前店
  2. ココカラファイン 潮見店
    医薬品や日用品、化粧品などを幅広く取り揃えたドラッグストア。薬剤師が健康相談にも応じており、地域住民に重宝される。
    ココカラファイン 潮見店
  3. サイゼリヤ 潮見駅前店
    全国的に展開するイタリアンレストラン。リーズナブルで多彩なメニューを用意しており、ファミリーや学生など幅広い層に人気。
    サイゼリヤ 潮見駅前店
  4. ダイソー 潮見駅前店
    100円ショップの代表格。キッチン用品や文具、日用品まで多種多様なアイテムを手頃な価格で購入できる。
    ダイソー 潮見駅前店
  5. 潮見駅前郵便局
    郵便やゆうパック、銀行関連の手続きがまとめてできる利便性の高い郵便局。駅近で利用しやすい。
    潮見駅前郵便局
  6. 東京海洋大学 越中島キャンパス(少し足を伸ばせば)
    隣接する越中島エリアにある海洋研究の拠点。学園祭や公開講座などで地域とも交流がある。
    東京海洋大学 越中島キャンパス
  7. 木場公園(バスや徒歩で行ける範囲)
    東京を代表する大規模な公園。芝生広場やバーベキュー場、水辺のエリアなどが整備され、家族や友人とのレジャーに最適。
    木場公園(東京都公園協会)
  8. 江東区立潮見運動公園
    運動施設を中心に整備された公園。テニスコートや野球場があり、スポーツ好きの住民に利用されている。
    江東区立潮見運動公園
  9. 深川ギャザリア(バス利用などでアクセス)
    オフィスビルや商業施設が集結する複合施設。カフェやレストランも多数あり、週末のショッピングやランチに便利。
    深川ギャザリア
  10. 江東区立深川図書館(徒歩または自転車で移動可能)
    豊富な蔵書と自習スペースを備えた公共図書館。地域住民の学習や読書を支える情報拠点。
    江東区立深川図書館

7.まとめ

潮見駅は東京駅や舞浜方面へ乗り換えなしでアクセスできるJR京葉線沿線の街として、近年ますます注目を集めています。周辺の再開発により誕生したマンションや大学キャンパス、整備された運河沿いの散策路などが、一方で下町らしい住宅街や商店街と共存し、古くからの住民と新しい住民が混在する多彩なコミュニティを形成。防犯カメラの設置や住民による夜間見守り活動が行き渡り、大きな事件は少ないとされますが、夜間のオフィス街など人通りの少ない場所では通常の防犯意識を保つことが求められます。

家賃や中古物件の価格は都心に近い割に比較的抑えめと感じる層が一定数おり、築年数や駅距離などを調整すれば条件に合った物件を探しやすいとの意見があります。子育て環境や運河沿いのレジャースポットなど、休日の過ごし方にも幅があるため、単身者からファミリー層まで広範な層が快適に暮らせる環境が整備されていると言えるでしょう。ベイエリアの開放感と下町情緒、そして都心直結の利便性を同時に楽しめる潮見駅を、住まい選びの候補として検討してみてはいかがでしょうか。


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