国際展示場駅の魅力を徹底解説!歴史・治安から物件相場まで大公開

 

東京湾岸エリアに位置し、りんかい線が乗り入れる国際展示場駅。東京ビッグサイト(東京国際展示場)の最寄り駅として知られ、大規模イベントや国際会議などが行われる際に多くの人々が利用します。一方、周辺には商業施設やレジャースポットが次々と整備され、住宅開発も進行。近代的な高層マンションと下町の名残が同居する独特の環境があり、都心へのアクセス良好かつ開放感あふれるベイエリアとして注目を集めています。ここでは、国際展示場駅の歴史や治安、物件の家賃相場や中古価格の相場、そして住民の印象をまとめ、最後には周辺のおすすめ施設を10ヵ所紹介します。仕事も余暇も充実させたい方は、ぜひ国際展示場エリアの魅力をチェックしてみてください。


目次

1.国際展示場駅の歴史

  1. 平成初期からの大規模開発  国際展示場駅が開業したのは1996年(平成8年)。東京臨海副都心開発の一環で、りんかい線の建設が本格化し、東京ビッグサイトをはじめとする国際的なイベント施設が整備される中で誕生しました。元々は埋め立てによって造成された土地で、倉庫や工場が点在する工業地帯だったエリアが、バブル崩壊後の再開発計画により観光・商業・住宅の複合都市へと変貌を遂げる大きな転換点となったのです。
  2. 東京ビッグサイトと湾岸エリアの連携  国際展示場駅がオープンして以降、東京ビッグサイトで行われる大型イベントや国際会議、展示会などへのアクセス拠点としての機能が強化。来場者が駅から直接徒歩で会場へ向かえる利便性により、国内外の観光客やビジネスパーソンが多く訪れるようになりました。同時に、豊洲や有明など近接するエリアの再開発も加速し、タワーマンションや商業施設が立ち並ぶ東京の新たな都心部としての姿が形成されていきました。
  3. 令和の現在:さらなる発展と住環境の充実  令和に入ってからは、東京オリンピック・パラリンピックに伴うインフラ整備やマンション建設ラッシュで湾岸エリアの人気が急上昇。国際展示場駅周辺も、新たなオフィスビルやホテル、商業施設が相次いで登場しています。運河沿いの遊歩道や公園が整備され、水辺のレジャーを楽しめる環境も魅力となり、ビジネスと住環境が高次元で融合したエリアとして若者やファミリー層の居住ニーズが旺盛です。

2.駅周辺の治安

  1. 国際的イベントの開催地としての防犯対策  東京ビッグサイトでの大規模イベントや国際会議が頻繁に行われるエリアなだけに、駅や街中には防犯カメラや警備員が常設されるケースが多いです。警察との連携や巡回も強化されているため、大きな事件が起こりにくい環境だと評価されています。
  2. タワーマンションと商業施設が集積  駅周辺の再開発で誕生したタワーマンションや大型商業施設は、管理体制やセキュリティが行き届いており、比較的安全とされます。多くのマンションにオートロックや防犯カメラが設置されているほか、共用部の巡回なども日常的に行われ、住民が安心して生活できる環境づくりが進められています。
  3. 夜間の裏通りと人通りの少ないエリア  メインストリートやイベント開催地付近は夜間でも一定の人通りがありますが、駅から離れた住宅街や倉庫が並ぶエリアは、夜になると静まり返るケースも。裏通りなどは街灯が少ない場所もあるため、自転車盗難や車上荒らしなどの軽度の犯罪が発生する可能性は否定できません。自治体や防犯ボランティアがパトロールを行っている一方で、基本的な防犯意識は欠かせないとの声があります。

3.国際展示場駅の物件家賃相場

  1. 単身者向け(ワンルーム・1K)  都心へのアクセスの良さやイベント拠点としての需要により、若年社会人や学生の一人暮らし需要が高いエリア。ワンルーム・1Kの家賃は10万~13万円程度が中心で、駅や商業施設に近い築浅物件では14万~15万円に達することも。徒歩10分以上離れたエリアや築年数の経過した建物では9万円前後で見つかるケースがあります。
  2. ファミリー・カップル向け(1LDK~3LDK)  1LDK~2LDKで15万~25万円ほど、3LDK以上になると30万円近くまで上昇する例が見られます。ベイエリアならではの眺望やタワーマンションの共用施設が充実している場合、さらに賃料が上乗せされることが多いです。駅周辺は子育て環境や商業施設へのアクセスが良く、ファミリー層の人気も高いです。
  3. 築年数・駅からの距離と家賃の差  新築や築浅の分譲賃貸マンションは、オートロックや宅配ボックス、眺望など高い付加価値があり賃料が上昇傾向。一方、駅から離れたエリアや昭和~平成初期築の物件はやや落ち着いた価格帯で見つけられるため、予算や希望条件を照らし合わせながら探す人が増えているとの声があります。

4.国際展示場駅の中古価格相場

  1. マンションの価格帯  駅周辺の中古マンションでは、1LDKで4,000万~7,000万円程度、2LDK~3LDKで8,000万~1億円を超える事例も珍しくありません。タワーマンションや新耐震基準の高層物件、海や東京湾の眺望が良い部屋などはさらに価格が上乗せされることが多いです。
  2. 戸建て物件の希少性  マンション開発が主流のエリアであり、一戸建て住宅の流通は非常に少ない状況。駅から離れた場所や下町エリアに古い戸建てがわずかに残っており、5,000万~1億円と幅広い価格帯。土地評価が高いため、築古物件でも割高に感じられる場合があるとされます。
  3. 今後の需要と将来性  湾岸エリアは再開発が継続し、大型商業施設や公共インフラの整備が進むため、資産価値が高まりやすいと予測されます。東京ビッグサイトや豊洲市場、ゆりかもめ沿線のオフィス街などへの近接性もあり、投資目的や実需目的の両面で需要が安定している点が中古価格を下支えているとの見方が多いです。

5.みんなの駅の印象

  1. イベントとショッピングを満喫できる  駅から徒歩で東京ビッグサイトに行ける利便性から、イベントやコンサート、コミックマーケットなど様々な行事に気軽に参加できるのが魅力。近隣にはショッピングモールや大型スーパー、映画館などが充実し、週末をアクティブに過ごしやすいとの声があります。
  2. アクセスの良さと海辺の開放感  りんかい線で新宿方面、京葉線で東京駅方面へ乗り換えなし、ゆりかもめが利用できるエリアへのアクセスも簡単という交通の便の良さが大きなポイント。海辺や運河沿いの開放的な景色を散策できるため、都心暮らしにありがちな圧迫感を軽減できると評判です。
  3. 夜間の人通りと防犯意識  平日夜やイベント終了後は駅周辺が混雑することも多いが、深夜になるとビジネス街や倉庫地帯は静まり返る場所があるとの指摘があります。大きな事件は少ないものの、自転車盗難や軽微な犯罪を防ぐため、基本的な注意や防犯意識は欠かせないとの意見が一般的です.
  4. 単身からファミリーまで多様な層が集まる街  タワーマンションや高層ビルが集中する一方、下町風情の名残がある通りや商店街も見られ、若者だけでなく子育て世帯やシニア層も暮らしている点が特徴。自然や文化イベント、近くの公園など多面的な楽しみを求める多様な層に適した街として評価が高いです。

6.周辺施設のピックアップ(10選)

  1. ファミリーマート 国際展示場駅前店
    24時間営業のコンビニ。弁当・飲み物だけでなく、公共料金支払いなどのサービスがあり、駅前で使い勝手が良い。
    ファミリーマート 国際展示場駅前店
  2. ココカラファイン 国際展示場店
    医薬品や化粧品、日用品を揃えるドラッグストア。薬剤師が常駐しており、処方箋受付も可能。
    ココカラファイン 国際展示場店
  3. サイゼリヤ 国際展示場駅前店
    イタリアンチェーンの大定番。リーズナブルな価格で様々なメニューを楽しめ、学生や家族に人気。
    サイゼリヤ 国際展示場駅前店
  4. ダイソー 国際展示場駅前店
    100円ショップで多様なアイテムを取り扱う。文房具やキッチン用品などが手軽に揃う便利な店舗。
    ダイソー 国際展示場駅前店
  5. 国際展示場駅前郵便局
    郵便・ゆうパック、銀行関連サービスをまとめて利用できる郵便局。駅前立地で忙しい日でも立ち寄りやすい。
    国際展示場駅前郵便局
  6. 東京ビッグサイト
    国内最大級の展示会場。各種イベントや国際会議が行われ、レジャーやビジネスで訪れる人が絶えない。
    東京ビッグサイト
  7. 有明ガーデン(徒歩圏)
    ショッピングモールやレストラン、ホテルなどが集結した複合施設。休日のショッピングや食事にぴったり。
    有明ガーデン
  8. 夢の大橋(徒歩またはバス移動)
    お台場と有明を結ぶ大きな橋。夜景や花火大会の観覧スポットとして人気があり、散策路としても楽しめる。
    夢の大橋(江東区公式サイト)
  9. 有明スポーツセンター
    プールやトレーニングジム、スタジオなどを備える運動施設。地域の住民やビジネスパーソンが健康づくりに利用。
    有明スポーツセンター
  10. 有明図書館(少し離れたエリア)
    豊富な蔵書と学習スペースがある公共図書館。イベントや読書会なども開催され、地元住民の知的拠点となっている。
    有明図書館

7.まとめ

国際展示場駅はりんかい線の結節点として東京ビッグサイトなどへのアクセスに欠かせないターミナルでありながら、再開発によってタワーマンションや商業施設が増え、居住地としての魅力も年々向上しています。イベント開催時には駅前に大勢の人が集まり、平日はビジネスパーソンや大学生、休日は観光客やファミリーで賑わうなど、多彩な層が往来する街として発展中。駅周辺の治安は概ね良好とされますが、工場や倉庫街が近くにあり夜間になると人通りが少ないエリアも存在するため、防犯意識が必要です。

家賃や中古物件の価格帯は湾岸エリア開発の影響を受けて高めながら、都心への短時間アクセスと景観の魅力から、投資・自宅どちらの需要も堅調。大規模マンションにはコンシェルジュや共用施設が充実し、子育て環境やセキュリティを重視するファミリー層を中心に人気が集まっています。ベイエリアらしい広々とした街並みと多彩なレジャー要素、そしてビジネスや観光の拠点としての利便性を同時に享受できる国際展示場駅は、今後も都内の主要居住エリアとして注目され続けるでしょう。


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