品川シーサイド駅の魅力を徹底解説!歴史・治安から物件相場まで大公開

 

JR山手線や京急線、りんかい線が縦横に走る都内湾岸エリア。その中でも再開発によりオフィスビルや商業施設、住宅が急速に増え、“ビジネスと住まいの融合地”として注目される品川シーサイド駅。かつては倉庫街や工場が広がる一帯でしたが、近年ではタワーマンションや大型商業ビルが林立し、下町要素もわずかに残るユニークな街へと変貌を遂げています。ここでは、品川シーサイド駅周辺の歴史・治安、家賃・中古価格の相場、住民が抱く印象を分かりやすくまとめるとともに、最後にピックアップした施設10ヵ所を紹介。都心アクセスと湾岸エリアならではの開放感を求める方は、ぜひこの情報をチェックしてみてください。


目次

1.品川シーサイド駅の歴史

  1. 昭和から平成への大転換期
    品川シーサイド駅が設置されたのは、りんかい線の開業を受けた2002年(平成14年)と、比較的新しい駅として認識されています。もとは東京湾岸の一角にあたり、昭和中期までは倉庫や工場が点在する工業地帯として利用されてきました。1970年代から80年代にかけて徐々に湾岸の再開発が進行し、オフィスや住宅を誘致する計画が立案される中で、このエリアも大きな変貌を遂げることになります。
  2. りんかい線の建設と再開発
    1990年代に入ると、東京都は東京臨海副都心開発を推進し、りんかい線の整備を加速。2002年に品川シーサイド駅が開業し、同時期に大規模商業施設やオフィスタワー、タワーマンションの建設が行われ、周辺の景観が一変しました。ビジネスパーソンや家族向けマンション、商業施設が集まり、平日も休日も人々の往来が増加。中でも水辺に近い特有の景観を活かして新しい街づくりが進められ、湾岸エリアの要所へと成長しました。
  3. 令和の現在:ビジネスと居住が両立する街
    りんかい線で新宿・渋谷方面へのアクセスや、京急線・JR山手線の品川駅への乗り換えが便利なことから、交通利便性が飛躍的に向上。ビジネス街としてはもちろん、豊かな水辺環境や大規模商業施設によるライフスタイルの充実を求める居住希望者が相次いだことで、タワーマンションを中心とした住宅が急増し、今では“仕事も生活も楽しめる”駅として多くの人を惹きつけています。

2.駅周辺の治安

  1. オフィス街と商業施設の連携
    大規模再開発により、駅周辺にはオフィスビルや商業施設が集積。平日はビジネスパーソンが往来し、夜間でも一定の人通りがあり、防犯カメラや巡回警備がしっかりしているため、大きな事件が起こりにくいと評価されています。休日にはショッピングやイベントで訪れる家族連れも多く、朝から夕方までは賑わいを見せることが特徴です。
  2. 夜間のオフィス街と倉庫街
    夜間、オフィスや商業施設が閉まると一部エリアでは人通りが少なくなり、工場や倉庫が集中する通りは静まり返ることがあります。ただし、再開発でマンションが増えたことにより、深夜でも一定の住民が往来し、防犯意識が保たれているケースも。自転車盗難や車上荒らしなどの軽微な犯罪は発生しうるため、標準的な注意が必要との声があります。
  3. 地域コミュニティと自治体の取り組み
    周辺のマンション管理組合や自治体が連携し、防犯カメラの設置や青パト(青色回転灯を点けたパトカー)による巡回を実施しているため、比較的安心感が高いとの意見が多いです。住民同士の交流イベントや商店街の祭りなどを通じて地域コミュニティを形成する動きが活性化しており、新旧の住民が協力して街を盛り上げる雰囲気があります。

3.品川シーサイド駅の物件家賃相場

  1. 単身者向け(ワンルーム・1K)
    主要ターミナル駅へのアクセス良好でオフィス街が近いため、若いビジネスパーソンや学生に高い需要があります。ワンルーム・1Kの家賃は10万~13万円程度が多く、駅近かつ新築・築浅のマンションでは15万円近くになる例も。駅から徒歩10分以上離れ、築年数が経過したアパートなら8万~9万円台で見つかる可能性もあります。
  2. ファミリー・カップル向け(1LDK~3LDK)
    1LDK~2LDKで15万~25万円、3LDK以上では30万円を超える物件も少なくありません。タワーマンションにはコンシェルジュやゲストルームなどの共用施設が充実しており、その分家賃も高めになる傾向があります。一方で、下町の面影を残す住宅地ややや離れたエリアでは相場が下がることもあり、予算に合わせて選択肢が多いと評価されています.
  3. 築年数と駅距離による価格差
    駅前には平成以降に建てられたマンションが多数あり、新築や築浅の場合は総じて家賃が高め。一方、昭和や平成初期に建てられた中小規模マンションやアパートが駅から15分以上の地域に点在し、比較的安価に賃貸できるケースも。周辺の再開発が継続しており、今後も家賃相場は安定または微上昇の可能性があるとの指摘があります。

4.品川シーサイド駅の中古価格相場

  1. マンションの価格帯
    駅周辺の中古マンションは、1LDKで4,000万~7,000万円程度、2LDK~3LDKで8,000万~1億円台に達する例が見られます。眺望や共用施設などの付加価値が高いタワーマンションではさらに高額になることも少なくありません。
  2. 戸建て物件の供給状況
    再開発エリアの中心はマンションが主流なため、駅周辺で戸建て物件を見つけるのは容易ではありません。下町エリアに築古の戸建て住宅が一部残っており、リノベーション前提で購入するケースがあるものの、土地評価が高いため5,000万~1億円弱の幅広い価格帯。供給量が少なく、条件の良い物件は早期に売却されやすいです。
  3. 需要を下支えする要因
    りんかい線をはじめ品川駅や東京駅方面へのアクセスが良好で、大手企業のオフィスが近接することから、中古住宅の需要が安定。さらに湾岸エリアの開放的な環境、商業施設の充実が加わり、投資用・実需用ともに関心が高く、中古価格を底堅く維持しているとの見方があります。

5.みんなの駅の印象

  1. 職住近接の理想を実現できる街  駅周辺にオフィスビルや商業施設が密集しているため、職住近接を実現している人が多く、通勤時間を節約しつつアフター5を充実させられると好評。週末はショッピングモールや映画館、カフェでゆっくり過ごす人の姿が目立ちます。
  2. 下町文化と先端都市の融合  品川シーサイドという名前から近未来的なイメージが強い一方で、少し離れたエリアには昭和風情の商店街や飲食店が残っています。地域の祭りやイベントでは新旧の住民が交流し、温かい下町感を味わえるとの声があり、新しい風と昔からの人情がうまく調和している印象です。
  3. 夜間のオフィス街と倉庫街  平日の夜間、会社員が帰宅する時間帯を過ぎると、人通りが減って静かになる地域もあり、セキュリティや照明が行き届いているメイン通り以外では注意が必要。飲食店が多いわけではないため、深夜まで営業するお店を探すのに苦労することもあるとされます。
  4. ファミリー層からの人気拡大  教育施設や公園、医療機関が充実し、公共交通機関の利便性が高いことから、子育て世帯が増加中。大型スーパーやドラッグストアなど日常生活に必要な店舗が揃い、子育て支援の取り組みが進められている点も好評との声があります。

6.周辺施設のピックアップ(10選)

  1. ファミリーマート 品川シーサイド駅前店
    24時間営業のコンビニ。お弁当やスイーツ、公共料金支払いなど多様なサービスを一括利用でき、駅前で便利。
    ファミリーマート 品川シーサイド駅前店
  2. ココカラファイン 品川シーサイド店
    医薬品・化粧品・日用品を扱うドラッグストア。薬剤師常駐で健康相談や処方箋受付にも対応。
    ココカラファイン 品川シーサイド店
  3. サイゼリヤ 品川シーサイド駅前店
    全国チェーンのイタリアンレストラン。リーズナブルにイタリアンを楽しめ、学生やファミリーにも人気。
    サイゼリヤ 品川シーサイド駅前店
  4. ダイソー 品川シーサイド駅前店
    100円ショップでキッチン用品から文具まで多彩な商品を低価格で扱う。日常使いに便利。
    ダイソー 品川シーサイド駅前店
  5. 品川シーサイド駅前郵便局
    郵便やゆうパック、銀行サービスがまとめて利用できる便利な郵便局。駅前立地でアクセスしやすい。
    品川シーサイド駅前郵便局
  6. イオン品川シーサイド店
    食料品や衣料品、雑貨などを扱う大型スーパー。フードコートや専門店街もあり、休日の買い物スポット。
    イオン品川シーサイド店
  7. 品川シーサイドフォレスト
    オフィスや商業施設が集まる再開発エリア。広々とした歩道や緑地が整備され、ゆったり過ごせる雰囲気。
    品川シーサイドフォレスト
  8. 天王洲アイル(バスや徒歩でアクセス)
    運河沿いのレストランやカフェが人気のエリア。水辺の散策路が整備され、夜景を楽しむ人が多い。
    天王洲アイル
  9. しながわ区民公園(少し離れたエリア)
    広大な芝生広場や運動施設がある公園。バーベキューやピクニック、季節の花を楽しむ地元住民が多い。
    しながわ区民公園
  10. しながわ水族館(区民公園内)
    さまざまな海洋生物を展示する水族館。イルカショーやアシカショーなどイベントも多く、家族連れに人気。
    しながわ水族館

7.まとめ

品川シーサイド駅はりんかい線の開業と再開発によって、大規模オフィスやマンションが集まる近代的な街並みに変貌しつつも、一部には下町の風情が残る独特の地域です。ビジネスパーソンにとっては首都圏主要エリアへの通勤利便性が高く、ファミリー層にとっては公園や公共施設が充実しており、日常生活と余暇がバランス良く享受できるのが魅力。また、商業施設が多いため買い物や外食にも便利で、忙しい日常を支える環境が整っています。

治安面では、夜間になると人通りが減る倉庫や工場の多いエリアもあるため、基本的な防犯意識が必要ではあるものの、防犯カメラや地域の取り組みが進んでいるため大きな事件は少ないと評価されています。家賃や中古物件の価格は湾岸開発と都心アクセスの利点を反映し高めながらも、築年数や駅からの距離、間取りによって幅があるため、幅広い層が自分に合った物件を選びやすいのも特徴と言えるでしょう。未来的な高層ビルと下町の心地よさが共存する品川シーサイド駅で、新しい暮らしを考えてみてはいかがでしょうか。


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