国立競技場駅の魅力を徹底解説!歴史・治安から物件相場まで大公開

 

オリンピックや数々のスポーツイベント、さらには都心の文化発信拠点としても注目を集めるエリアに位置する国立競技場駅。都営大江戸線の主要駅の一つとして、新宿や六本木など都心の主要スポットを結ぶアクセスの良さが魅力です。周辺には新国立競技場や大きな公園、スポーツ関連施設などが立ち並び、日本のスポーツや文化、観光の中心となる活気ある街並みと、古くからの住宅街や下町情緒が混在するユニークな雰囲気が同居しています。ここでは、国立競技場駅の歴史や周辺治安、物件の家賃相場や中古相場、そして住民が抱く駅への印象を総合的にご紹介。最後には周辺で注目の施設を10ヵ所ピックアップしますので、新たな住まい探しの際にぜひ役立ててみてください。


目次

1.国立競技場駅の歴史

  1. 昭和から平成にかけてのスポーツ拠点形成
    戦後復興とともに、スポーツ振興を目的に建設された旧国立競技場(1964年東京オリンピック会場)を中心に、この一帯は日本のスポーツの拠点として歩み始めました。当初はJRや地下鉄の主要路線からやや離れた立地でしたが、競技場周辺には練習施設や関連施設が集まることでスポーツの街として認知が広がっていきます。昭和後期には、近隣の青山や新宿方面への道路整備なども進み、周辺には学生や社会人が暮らす住宅地が徐々に形成されました。
  2. 都営大江戸線の開通と駅設置
    平成12年(2000年)に都営大江戸線が全線開業し、そのルート上に新たに国立競技場駅が設置されました。これを機に、スポーツ関連施設へのアクセスだけでなく、新宿や六本木方面への都心移動が一気に便利になり、オフィスやマンションなどの開発が活発化。駅名そのものが“国立競技場”という象徴的な名を持つことからも、スポーツと都市機能を融合させたエリアとして、徐々に評価を高めることになります。
  3. 令和の現在:新国立競技場と再開発の波  令和に入り、2020年東京オリンピック・パラリンピックに合わせて新国立競技場が完成し、駅周辺は大規模再開発やインフラ整備がさらに加速。競技場周辺には新しい商業施設や飲食店、観光客向けの宿泊施設も増え、“スポーツの聖地”としてだけでなく、都心の新たな観光・文化の集積地としての一面を強化しつつあります。

2.駅周辺の治安

  1. 大規模イベントと警備体制  駅名の通り、国立競技場が近接しており、スポーツ大会やコンサートなど大規模イベントが開催される際には多くの人が訪れるため、警備体制が特に厳重になります。警察や警備員の巡回が普段から行われており、防犯カメラの設置も進んでいるため、治安に関しては都心エリアの中でも比較的安心できると評されます。
  2. 夜間の静けさと人通り  大規模イベントや試合がない日・夜間は、オフィス街や商業施設が閉まるため人通りが少なくなるゾーンもあります。ただし、一部には24時間営業のコンビニや飲食店が点在しており、主要な通りはある程度の明るさや人目があるといった状況です。大きな歓楽街はなく、酔客トラブルや騒音も少ない一方、裏通りや住宅街では夜間に人通りが減るため、自転車盗難など軽微な犯罪への注意は必要とされています。
  3. 自治体や住民による連携  スポーツ関連の行事や自治体のイベントで地域住民が集まる機会が多く、防犯意識を共有しやすい環境にあるとされています。自治体や町会のパトロールや、防犯メールによる情報交換が行われ、犯罪の抑止につながっているとの声が多いです。

3.国立競技場駅の物件家賃相場

  1. 単身者向け(ワンルーム・1K)  都心部へのアクセスが極めて良く、競技場周辺というブランドイメージもあって家賃は高めの水準。ワンルーム・1Kでは9万~12万円程度が中心で、駅から近く築浅マンションだと13万~15万円に達するケースも。通勤時間を極力抑えたい若年社会人や短期滞在のビジネスパーソンに人気が高いです。
  2. ファミリー・カップル向け(1LDK~3LDK)  1LDK~2LDKで15万~25万円、3LDK以上になると30万円近くになる物件もあります。大型の分譲マンションやタワーマンションもあり、共用施設やセキュリティが充実した物件では家賃がさらに上振れする傾向が顕著です。都心エリアで子育てしたいファミリー層も一定数おり、「職住近接を叶えられる」として需要が底堅いです。
  3. 築年数・駅徒歩による差  駅前や新国立競技場周辺の再開発エリアでは、築浅の物件が多く家賃設定が高め。一方、やや離れた住宅街には築古アパートや昔ながらの戸建て借家が点在し、相場がやや下がる傾向があります。しかし都心立地ゆえに家賃差はそこまで大きくない場合が多く、予算と条件の両面を考慮して物件を探す必要があります。

4.国立競技場駅の中古価格相場

  1. マンションの価格帯  駅周辺の中古マンションは、1LDKで4,500万~8,000万円程度、2LDK~3LDKで8,000万~1億円超に達する例もあり、大型再開発や新国立競技場の影響で地価が上昇しているとされます。築浅のタワーマンションやブランドデベロッパー物件はさらに高額帯で取引され、億ションも珍しくありません。
  2. 戸建て物件の希少性  オフィス・マンション開発が進む一方で、戸建て住宅の流通量は少なく、見つかるとしても駅から離れた住宅街で、5,000万~1億円程度と価格帯にばらつきがあります。敷地が狭小でも地価が高いため、リノベーションを前提に購入する層も存在。好条件の物件は早期成約になる場合が多いとの意見が聞かれます。
  3. 投資・実需両面での需要  都心主要駅までのアクセスと新国立競技場周辺の活性化によるブランドイメージから、投資用・実需用の両面で安定した需要が見込まれています。スポーツイベントや観光需要が伸びる中、中古価格の下落リスクが比較的低いエリアとして評価が高いという声が多いです。

5.みんなの駅の印象

  1. 世界的イベントと国際的雰囲気  国立競技場や周辺施設で世界的なスポーツ大会やイベントが開かれるため、国際色豊かな雰囲気があると感じる住民が多いです。外国人観光客の姿も増え、駅周辺には多言語に対応する案内表示や商業施設が整備されている点が特徴とされています。
  2. 都心ならではの利便性と観光客の混雑  大江戸線を使えば新宿・六本木方面へ直通で移動でき、車がなくても都心エリアを自由に移動できる利便性が最大の魅力です。一方で、大型イベント時には周辺の道路や駅構内が混雑し、生活動線に支障を来す場合があるため、慣れるまでは注意が必要という指摘もあります。
  3. 夜間の静けさと安全面  オフィスやスポーツ施設中心のエリアなため、夜間に遅くまで営業する飲食店や繁華街は少なく、駅周辺は意外に静かな空気が流れます。防犯カメラや警備員の巡回が行き届いており、事件やトラブルは比較的少ないと評されます。主要通りは深夜帯でも明るく、女性の一人歩きも安心という声が少なくありません。
  4. 子育て・教育環境  都心部でありながら教育環境が整備されており、区立保育園や学校も多く、公共スポーツ施設を利用して子どもが運動に親しめる点がファミリーから支持を得ています。ただし、暮らすには物価や家賃が高くコスト面の負担が大きいのも事実で、資金計画が重要とされます。

6.周辺施設のピックアップ(10選)

  1. ファミリーマート 国立競技場駅前店
    24時間営業のコンビニ。ドリンクや軽食、公共料金の支払いなど、深夜まで営業しており利便性抜群。
    ファミリーマート 国立競技場駅前店
  2. ココカラファイン 国立競技場店
    薬や日用品、化粧品が揃うドラッグストア。薬剤師が在籍しており、健康相談や処方箋の受付にも対応。
    ココカラファイン 国立競技場店
  3. サイゼリヤ 国立競技場駅前店
    全国に展開するイタリアンチェーン。パスタやピザを手頃な価格で楽しめ、学生やオフィスワーカーに人気。
    サイゼリヤ 国立競技場駅前店
  4. ダイソー 国立競技場駅前店
    100円ショップで雑貨や文房具、キッチン用品などを扱う。ちょっとした買い物に便利。
    ダイソー 国立競技場駅前店
  5. 国立競技場駅前郵便局
    郵便・ゆうパックや銀行のサービスが一括で利用できる。駅から近く、日常の用事を効率よくこなせる。
    国立競技場駅前郵便局
  6. まいばすけっと 国立競技場駅前店
    小型スーパーで、生鮮食品や総菜を夜遅くまで販売。共働きや単身者にとって便利な品揃え。
    まいばすけっと 国立競技場駅前店
  7. 新宿区立中央図書館(徒歩やバスでアクセス)
    蔵書や学習スペースが充実した公共図書館。定期的に講座やイベントも開催され、地域の情報拠点として機能。
    新宿区立中央図書館
  8. 明治神宮外苑(少し離れた場所)
    緑豊かなイチョウ並木やスポーツ施設が揃う一帯。ジョギングや散歩のコースとして人気が高く、季節の風景が楽しめる。
    明治神宮外苑
  9. 東京都庁(運動施設や展望室もあり)
    新宿副都心の象徴的存在。展望室は無料で開放されており、東京のパノラマビューを楽しむ観光スポットとしても有名。
    東京都庁
  10. 新宿御苑(公園・運動施設)
    四季折々の花々や広々とした芝生エリアが魅力。家族連れやカップルでのんびり過ごすには最適な公園。
    新宿御苑

7.まとめ

国立競技場駅は大江戸線による都心へのアクセスの良さと、新国立競技場周辺のビッグイベントで賑わう国際的なスポーツ・観光エリアとして注目を集めています。駅周辺には飲食店や商業施設が点在し、日常の買い物や外食にも困らないうえ、主な道路や競技場付近はイベント警備も強化されるため治安面でも比較的安心できるとの声が多数。一方、大規模行事がある際は一時的に混雑しやすく、賃料や物件価格も都心部水準で高めに設定されがちな点は注意が必要です。

家賃相場はワンルーム・1Kでも8万~12万円前後と高めながら、それでも職住近接や都心の利便性を求める人が多く需要は堅調。中古マンションも1LDKで4,000万円台から、2LDK~3LDKでは8,000万円超える例も珍しくないなど、資産価値が安定しているエリアと見られています。スポーツ好きや国際的なイベントの活気が好きな人、または都心での生活を充実させたい人にとって、国立競技場駅周辺は大いに検討する価値があるエリアでしょう。


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